2012年3月3日土曜日

インフラエンジニアとシブヤ朝そうじ

今朝は、シブヤ朝そうじに参加して来ました。今年から参加を始めて、3回目になります。

朝そうじをしながら、これもインフラエンジニアの仕事と同じだなぁ〜と感じたことをつらつらと書きます。

毎月第一土曜日の朝に、Twitter,Facebook上で知り合った方々のご縁で、渋谷のゴミ拾いをしています。特別に義務感や目標があって拾っている訳でもなく、ふらっと集まっては道にあるゴミを自然と拾っていくだけです。





















私の仕事的にも、月初はシステムの掃除をしてたりします。古いログやバックアップデータのアーカイブを削除したり、データベースの過去データを掃除したり。
システム上でサービスが動き続ける限り、システム上の何かしらの資源(例えばハードディスクなど)を使い続けます。システムの掃除をしないとどうなるかというと、どんなコンピュータ、ネットワークと言えども資源的には有限なので、どこかの時期で必ず上限値に到達し、すべての資源を使い切ってしまいます。なので、上限値を越えないように、定期的にチェックして、削除できるものは削除して、増やすべきものは増やし、資源を保つように運用する訳です。このように、インフラエンジニアの仕事の一面は、資源監督・管理にあると言えます。上司から最初にミッションとして教え込まれたのも、この役割の徹底です。















そこで思うのは、ゴミを拾うのもログ等のデータ削除も、同じように資源監督の意味で同じだと感じています。社会のシステムが動きつづける限り、何かしらの資源を使った跡が残って行く訳です。その資源を保つ仕組みも自然と働く訳です。ただ、あまりに巨大な資源を使うと、用意に削除(またはバックアップ等の保全)できなくなるのも似ています。

コンピュータシステムでも、あまりに巨大するぎるデータが急増したりすると、資源の保全難易度は急速に高まります。削除にあまりに時間・リスクが高くなり、削除の負荷でシステムを稼働した状態を保てない場合もあります。ゴミも急速に拡大すると処分自体が、抱えきれない負荷を生み出すかもしれません。コンピュータシステムも社会も、有限な資源に目を向けて無駄な消費の無いように心がけたいものです。

ゴミあり、故にゴミを拾う我あり。


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